令和4年4月21日(木) 講師 横田幹雄
大東市の異教育委員会のご依頼で令和4年度通級指導教室研修会を実施させていただきました。
今年度より年間6回にわたって、通級指導教室の教員の方に、直接ビジョントレーニングの実践法や取り組み、プログラムなどをお教えさせていただくことになりました。
今回はその一回目ということで、まずは「児童の目がうまく使えているかどうかを観る」ための見るチカラをチェックするためのべすとびじょんメソッドの1丁目1番地である実践法をお教えさせていただきました。
その目の使い方チェックとは、指標や目標物を使っ、まず基礎となる眼の使われからを両眼視で観ることから始まり、感覚統合や原始反射の残存度合い、また、見たものを想像したり思考したりするチェックを設け、目と脳と体の観点から、対象者の今をチェクするためのアセスメントの取り方をお教えさせていただきました。
次回以降の2回目から5回目までは、直接学校の方へ協会理事であるう横田が訪問し、担当の先生と主に通級教室にて授業をビジョントレーニングの観点から指導サポートをさせて頂く事になっています。またその際、授業後に時間を取り、しっかりと振り返りを行いながら、ビジョントレーニングのプログラムの指導や改善点、そして見立てからの次なる手立てを一緒に考えていくことも行います。
その気付きや学びを繰り返すことで、スキルアップともに、ビジョントレーニングの理解を深め、より効果的に活動できるように成っていただくことを目指します。
そして、最終回である6回目では、1回目同様、通級指導教室の市内の全教員が集まり、1年間の振り返りと効果検証をおこなうことになっています。
今回の研修は、大東市内の通級指導教室の先生だけではなく、市内全校の先生方にも「ビジョントレーニング」を知っていただくことをおこない、いずれは通級教室だけではなく、全校導入をしてもらえるような、そんな未来への礎となることを目指しています。
大東市教育委員会の方からご挨拶
まずは学習の振り返りとレクチャー
実践的に児童におこなうためにスキルアップ