はじめに
私たち日本ビジョントレーニング普及協会は、ビジョントレーニングを必要とする多くの方が、“正しい情報”と“安心できる環境”で学べるようにするため、ここに商標に関する考え方と、当協会の立場をお伝えします。
結論(まずお伝えしたいこと)
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「ビジョントレーニング」という言葉は、特定の団体だけが独占できるものではありません。
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誰もが自由に学び、実践し、子どもや利用者のために使うことができます。
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当協会は、他団体・他メソッドを否定する立場ではありません。
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私たちは “科学 × 現場 × 見立て力”を重視した独自の支援法 を提供しています。
なぜこの発信をしているのか
近年、「ビジョントレーニング®」の表記をめぐり、一般の支援に関わる方々や保護者、教育・福祉機関から
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「他で学んだら違反なの?」
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「協会以外のトレーニングは使ってはいけないの?」
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「どれが本当のビジョントレーニング?」
といった問い合わせをいただくことが増えました。
本来、子どもを支えるための学びで誰かが不安になったり、情報に惑わされたりする状況は望ましいものではありません。
そのため当協会として、誤解なく安心して活動していただくために、正しい情報を“丁寧に”お伝えしています。
「ビジョントレーニング」は一般名称です
商標法 第26条では、
“一般的に使われる言葉は、商標権の独占対象にならない”と明確に定められています。
つまり、
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「ビジョントレーニング」
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「視覚トレーニング」
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「ビジョン」関連語
などは、多くの専門家、教育者、福祉職、スポーツ関係者が長年使い続けてきた一般用語であるため、特定の団体が使用を禁止したり、排他的に扱うことはできないと考えられます。
当協会の考え方 ― “競争”ではなく“共存と誠実”
私たちは 他団体や他の先生方の活動を尊重しています。
支援の方法はひとつではなく、子どもに合うアプローチもそれぞれ違います。
だからこそ、
何かを“独占”したり“排除”したりするのではなく、多様な支援が認め合い、共に子どもの未来を良くしていく社会が理想だと考えています。
当協会の提供する内容(他団体との違い)
当協会のメソッドは、単なる「目の運動」ではありません。
5つの領域を総合的に組み合わせ、発達の流れに沿って支援を組み立てる、体系化された独自の実践法です。
■ 5つの発達領域を総合的に組み合わせる
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視覚機能(目の動き・見る力)
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身体(原始反射・姿勢・感覚統合)
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脳(思考力・認知力・ワーキングメモリ)
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社会性・コミュニケーション・キャリア形成支援
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コグトレ®(認知・行動の土台づくり)
この5つは、どれか1つだけでは成果が出にくく、“組み合わせることで初めて力が発揮される”という考え方が土台にあります。
■ 最も重視するのは“見立て力”と“正しい順番”
どんな支援も、お料理と同じで 順番を間違えるとうまくいきません。
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まず “見る力” という土台を整える(目)
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次に 身体と脳がつながる動き を育てる(身体)
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そして 認知力強化・学習(習慣化)につなげる(脳)
この「支援の流れ」をアセスメントによって正しく見立て、一人ひとりに合わせて支援を組み立てることこそが、べすとびじょんメソッドの大きな強みです。
■ アセスメント → 見立て → 手立て → 成果確認
“根拠のある支援”を実現する独自のサイクル
当協会では、支援を“感覚”ではなく 根拠に基づく方法 として提供するため、支援の流れを次の4つのステップで明確に構造化しています。
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アセスメント(観察・評価)
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見立て(課題の本質をつかむ)
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手立て(適したプログラムを選ぶ)
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成果確認(ビフォーアフターで変化を測る)
このサイクルを回すことで、支援は 再現性が高く、成果が見える支援 に変わります。
■ 子どもたちが安心して取り組める「場づくり」も総合的に実施
支援の成果は、トレーニングだけでなく 場の安全性 にも左右されます。
そのため当協会では、
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ポリヴェーガル理論 に基づく「安心感を生む関わり」
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緊張を和らげる「声かけ・表情・距離感」
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挑戦しやすい空気をつくる“心理的安全性”
などを支援者が身につけ、子どもが本来の力を発揮しやすい環境づくり を重視しています。
■ コーチングコミュニケーションで“やってみたい”を引き出す
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指示ではなく問いかけで促す
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できている部分を丁寧に拾う
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失敗を歓迎するスタンス
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「できない」を責めず、「次の一歩」を示す声かけ
こうしたコーチング的な関わりにより、子どもの主体性や自信が自然に育ち、子ども自身の「やった!」「できた!」を増やして、自己肯定感の向上を目指します。
■ これらすべてを総合して運営するのが、べすとびじょんの独自スタイル
当協会が大切にしているのは、
「目・身体・脳の発達」だけではなく、“支援の流れ・環境・関わり方” まで総合的にデザインすること。
つまり、
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実践法
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見立ての技術
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発達の流れ
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アセスメント
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安心の土台づくり
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コーチングコミュニケーション
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成果の見える化
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支援の場の運営スキル
これらを ひとつのメソッドとして統合している点 が、べすとびじょんメソッド最大の特徴です。
誤解を防ぐためにお願いしたいこと
最近、インターネット上やSNSなどで当協会の取り組みと他の団体のサービスが同じものだと思われてしまうケースが見られます。
名称や言葉づかいが似ている情報が多く、初めてご覧になる方には判断が難しい場合があります。
そのため、間違った情報で迷われないよう、以下の点だけ覚えていただければ安心です。
■ 迷ったときは、当協会へ直接ご確認いただけます
「これは日本ビジョントレーニング普及協会のものかな?」と迷われた場合は、どうぞ気軽にお問い合わせください。
たとえば、次のような確認でも大丈夫です。
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この講座は、日本ビジョントレーニング普及協会の講座ですか?
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このトレーニングは、当協会が定義する方法と同じ内容ですか?
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これは当協会の監修や指導を受けたプログラムですか?
※「協会」という名称を使う団体は多数あります。
当協会は『一般社団法人 日本ビジョントレーニング普及協会』です。
団体名をご確認いただけると確実です。
■ 初めての方が迷われるのは自然なことです
ビジョントレーニングや発達支援の分野には、似た専門用語や表現が多く、分かりにくさを感じる方が多いのが現状です。
そのため、「少しでも不安を感じたら確認していただく」という流れを、当協会ではとても大切にしています。
■ 小さな疑問でも、ていねいにご説明します
「こんなことを聞いていいのかな…」という遠慮は不要です。
誤解のないよう、一つひとつわかりやすくお伝えいたします。
どうぞ、安心してお気軽にお問い合わせください。
最後に
私たち日本ビジョントレーニング普及協会は、
「子どもの未来を科学する!」という理念を掲げ、活動しています。
本物の支援は、支援者の“なんとなくの感覚”や“これまでの経験”に依存するものではないと考えています。
私たちのメソッドは、脳科学・神経科学・心理学・認知科学・行動科学といった確かな理論を土台に、体系化された実践法と支援者のスキルを高めながら、現場での実践と丁寧な観察に基づいて進めていくものです。
これこそが、私たちが大切にしている「根拠のある支援」が重要だと考えています。
支援者も、保護者も、教育者も、そして子どもたち自身も、誰ひとり不安にならず、正しい情報で学べる環境をつくるために——
私たちはこれからも誠実に、地域と社会に貢献してまいります。


























































