ダンス&体操トレーナーが現場から見えた成長のステップ
こんにちは、べすとびじょんの横田です。
今回のブログでは、最近の個別相談でのやり取りを振り返りながら、ビジョントレーニングがどのように効果を発揮し、現場でどのように応用されているかを考えてみたいと思います。
テーマ
今回のテーマは、ビジョントレーニングを体操選手トレーニングとダンスを融合させて指導するパーソナルトレーナーさんが、べすとびじょんメソッドを学び、それをどのように現場で活かし、トレーニング対象者の成長を促しているかについてお話をさせていただきます。
私たちが実践する「べすとびじょん式ビジョントレーニング」は、単なる視力回復のための手法ではなく、全身を使った包括的なアプローチを目指しています。
今回の相談では、体操選手おトレーニング教室での指導を通じて、べすとびじょんトレーニングが子どもたちにどのような影響を与え、彼らの成長をどのようにサポートできるかについて深掘りしました。
相談者のAさんは、体操教室で子どもたちを指導しており、その中でいくつかの課題に直面していました。
特に、子どもたちの中には「見る力」が十分に発達していないために、運動能力や集中力が低下しているケースが見受けられました。
例えば、視空間認知が弱い子どもや、追従動作がうまくできない子どもたちがいました。
このような問題は、一般的な運動能力の欠如として捉えられがちですが、実際には視覚機能や感覚統合の未発達が原因である場合が多いのです。
Aさんは、この問題を解決するために、ビジョントレーニングをどのように導入すべきか、具体的なアプローチについて悩んでいました。
そこで私は、Aさんにいくつかの具体的なトレーニング方法を提案しました。
まず、視空間認知を鍛えるためには、「ハイハイ」や「スーパーマン」などの基本的な動作を反復して行うことが重要です。
これにより、視覚と運動の連動が強化され、子どもたちの動きがよりスムーズになると考えられます。
また、四つん這いの姿勢で行う「キャット&ドッグ」エクササイズも有効で、これにより体幹の安定性が向上し、視覚機能がより統合的に働くようになります。
さらに、Aさんが感じていた子どもたちの集中力の欠如についても、ゆっくりとした動作を取り入れることで改善が期待できると伝えました。
例えば、スローペースのストレッチや、一定のリズムに合わせた動作を反復することで、子どもたちの集中力が自然と養われていきます。
また、視覚反射が過剰に出る子どもたちに対しては、環境を整えて、刺激を減らす工夫も必要です。
例えば、トレーニングの際に過度な視覚刺激を避け、ゆっくりとしたテンポで指示を出すことで、子どもたちの反応が落ち着き、適切な動作ができるようになります。
読者のみなさんも御存知の通り、べすとびじょんトレーニングは、単に目のトレーニングに留まらず、全身の協調性を高めるための重要な手段です。
今回の相談を通じて、Aさんも現場での具体的なアプローチを学び、子どもたちの成長をより効果的にサポートできるようになりました。
現場での実践を通じて得られる学びは、非常に貴重です。
特に、子どもたちがどのように成長し、どのように自分の可能性を広げていくかを見守ることは、私たちにとっても大きな喜びです。
これからも、現場での学びを共有しながら、さらに多くの子どもたちが自分の力を最大限に発揮できるよう、ビジョントレーニングの可能性を追求していきたいと思います。
今回のブログが、同じような課題に直面している方々にとって、少しでも参考になれば幸いです。
読んでいただき、ありがとうございました。これからも一緒に学び、成長していきましょう。